2008年 葉山町夏季海水浴場シーズンを終えて

葉山町には、森戸海岸・一色海岸・長者ケ崎海岸の3つの海水浴場が7月8月の2ヶ月間設置される。
私たち葉山ライフセービングクラブは、その3ヶ所の海水浴場が安全で楽しいものであるよう活動している。

今年も、あっという間の2ヶ月間が過ぎて行った。

2008年は、監視業務総括として勤務した。
葉山での監視活動への参加は大学生のころからである。
早いもので、もう10年になる。

一監視員として、監視長として、さまざまな経験を積んできた。

ライフセービング活動をしていくうえで、一番大切なのはライフガード同士が信頼し、互いにたりないところを補い合うこと。

今年の初め、クラブメンバーの少なさに、頭を抱えていた。
いくら経験のある人間がいても、マンパワーにかなうものはないからだ。

葉山の浜は、鎌倉や鵠沼(西浜)など比べらば、非常に小さい。
しかし、3ヵ所もあるうえ、小さいとはい海である。
昨年は、人員不足に良くない状況を作ってしまった日もあった。
今年、そのようなことのないようにと、冬から準備をしてきたのだが、6月の下旬になっても十分といえる人員確保は出来なかった。

今年は、思ったより早く梅雨明けし、7月から8月前半は晴天が続いた。
蓋を開けてみると、大学生の高学年のがんばりにより、たくさんの新しいメンバーを迎えることができた。

8月頭に、来場者数のピークを迎え、
 足の裏の大火傷、熱中症、泳ぎつかれた方、迷子、ゴンズイなどに刺された人 などなど
一日があっという間に過ぎていき、夏が過ぎて行った。

新しいメンバーが多い中で、色々と新しい問題も出てきたが、
より多くの人に安全で楽しい”海”を知っていただくためにこれからも力を尽くしていきたい。

来年に向けての課題は、多くなったメンバーをどのようにまとめていけるかであると考えている。